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トレースビューアー

概要

Playwright トレースビューアーは、記録されたPlaywrightテストのトレースを探索できるGUIツールです。これにより、テストの各アクションを前後に移動して、各アクション中に何が起こっていたかを視覚的に確認できます。

学習内容

  • トレースの記録方法
  • トレースビューアーの開き方

トレースの記録

トレースは、BrowserContext.Tracing APIを使用して次のように記録できます

using System.Text.RegularExpressions;
using Microsoft.Playwright;
using Microsoft.Playwright.MSTest;

namespace PlaywrightTests;

[TestClass]
public class ExampleTest : PageTest
{
[TestInitialize]
public async Task TestInitialize()
{
await Context.Tracing.StartAsync(new()
{
Title = $"{TestContext.FullyQualifiedTestClassName}.{TestContext.TestName}",
Screenshots = true,
Snapshots = true,
Sources = true
});
}

[TestCleanup]
public async Task TestCleanup()
{
await Context.Tracing.StopAsync(new()
{
Path = Path.Combine(
Environment.CurrentDirectory,
"playwright-traces",
$"{TestContext.FullyQualifiedTestClassName}.{TestContext.TestName}.zip"
)
});
}

[TestMethod]
public async Task GetStartedLink()
{
// ...
}
}

これにより、各テストのzipファイル(例:PlaywrightTests.ExampleTest.GetStartedLink.zip)が記録され、bin/Debug/net8.0/playwright-traces/ ディレクトリに配置されます。

トレースを開く

保存されたトレースは、Playwright CLIを使用するか、ブラウザで trace.playwright.dev にアクセスして開くことができます。トレースのzipファイルが保存されている場所へのフルパスを必ず指定してください。開いたら、各アクションをクリックするか、タイムラインを使用して各アクション前後のページの状況を確認できます。また、テストの各ステップ中にログ、ソース、ネットワークを検査することもできます。トレースビューアーはDOMスナップショットを作成するため、完全に操作したり、開発者ツールを開いたりすることができます。

pwsh bin/Debug/net8.0/playwright.ps1 show-trace bin/Debug/net8.0/playwright-traces/PlaywrightTests.ExampleTest.GetStartedLink.zip

playwright trace viewer dotnet

トレースビューアーの詳細については、トレースビューアーに関する詳細ガイドをご覧ください。テストが失敗した場合のみトレースを記録するようにテストを設定する方法についても説明しています。

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