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トレースビューアー

イントロダクション

Playwright トレースビューアーは、記録された Playwright テストのトレースを探索できる GUI ツールです。つまり、テストの各アクションを前後に移動して、各アクション中に何が起こっていたかを視覚的に確認できます。

学習内容

  • トレースの記録方法
  • トレースビューアーの開き方

トレースの記録

トレースは、--tracing フラグを指定してテストを実行することで記録できます。

pytest --tracing on

トレースのオプションは次のとおりです

  • on: 各テストのトレースを記録
  • off: トレースを記録しない (デフォルト)
  • retain-on-failure: 各テストのトレースを記録しますが、成功したテスト実行のトレースはすべて削除します。

これによりトレースが記録され、test-results ディレクトリに trace.zip という名前のファイルに配置されます。

Pytest を使用していない場合は、ここをクリックしてトレースの記録方法をご覧ください。
browser = chromium.launch()
context = browser.new_context()

# Start tracing before creating / navigating a page.
context.tracing.start(screenshots=True, snapshots=True, sources=True)

page = context.new_page()
page.goto("https://playwright.dokyumento.jp")

# Stop tracing and export it into a zip archive.
context.tracing.stop(path = "trace.zip")

トレースを開く

保存されたトレースは、Playwright CLI を使用するか、ブラウザで trace.playwright.dev で開くことができます。トレースの zip ファイルが置かれているフルパスを追加してください。開いたら、各アクションをクリックするか、タイムラインを使用して、各アクションの前後のページの状態を確認できます。また、テストの各ステップ中にログ、ソース、ネットワークを検査することもできます。トレースビューアーは DOM スナップショットを作成するため、完全に操作したり、devtools を開いたりできます。

playwright show-trace trace.zip

playwright trace viewer

詳細については、トレースビューアーの詳細ガイドをご覧ください。

次のステップ