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CI の設定

はじめに

Playwright テストは、どの CI プロバイダーでも実行できます。このセクションでは、GitHub Actions を使用して GitHub でテストを実行する方法について説明します。他の CI プロバイダーの構成方法については、継続的インテグレーションに関する詳細なドキュメントをご覧ください。

学習内容

GitHub Actions の設定

GitHub Actions ファイルを追加するには、まず .github/workflows フォルダーを作成し、その中に以下のサンプルコードを含む playwright.yml ファイルを追加して、main/master ブランチへのプッシュおよびプルリクエストごとにテストが実行されるようにします。

.github/workflows/playwright.yml
name: Playwright Tests
on:
push:
branches: [ main, master ]
pull_request:
branches: [ main, master ]
jobs:
test:
timeout-minutes: 60
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- uses: actions/checkout@v4
- name: Setup dotnet
uses: actions/setup-dotnet@v4
with:
dotnet-version: 8.0.x
- name: Build & Install
run: dotnet build
- name: Ensure browsers are installed
run: pwsh bin/Debug/net8.0/playwright.ps1 install --with-deps
- name: Run your tests
run: dotnet test

詳細については、「GitHub Actions について」を参照してください。

jobs.test.steps のステップリストを見ると、ワークフローが次のステップを実行していることがわかります。

  1. 1. リポジトリをクローンする 2. 言語の依存関係をインストールする 3. プロジェクトの依存関係をインストールしてビルドする 4. Playwright ブラウザをインストールする 5. テストを実行する

リポジトリを作成して GitHub にプッシュする

GitHub Actions ワークフローをセットアップしたら、あとは GitHub でリポジトリを作成するか、既存のリポジトリにコードをプッシュするだけです。GitHub の手順に従って、`git init` コマンドを使用して git リポジトリを初期化し、コードを addcommitpush できるようにすることを忘れないでください。

dotnet repo on github

ワークフローを開く

[Actions] タブをクリックしてワークフローを表示します。ここで、テストが成功したか失敗したかを確認できます。

opening the workflow

プルリクエストでは、PR ステータスチェックの [Details] リンクをクリックすることもできます。

pr status checked

テストログの表示

ワークフローの実行をクリックすると、GitHub が実行したすべてのアクションが表示され、[Run Playwright tests] をクリックすると、エラーメッセージ、期待されたものと受信したもの、およびコールログが表示されます。

viewing the test logs

トレースの表示

GitHub Actions などの CI で作成されたトレースをアーティファクトとしてアップロードできます。これには、トレースの開始と停止が必要です。トレースは、失敗したテストに対してのみ記録することをお勧めします。トレースが CI にアップロードされると、Trace Viewer の静的にホストされたバリアントである trace.playwright.dev を使用してダウンロードして開くことができます。トレースファイルは、ドラッグアンドドロップでアップロードできます。

playwright trace viewer

次のステップ