CIのセットアップ
はじめに
Playwrightテストは、どのCIプロバイダーでも実行できます。このセクションでは、GitHub Actionsを使用してGitHubでテストを実行する方法を説明します。他のCIプロバイダーの設定方法を確認したい場合は、継続的インテグレーションに関する詳細ドキュメントをご覧ください。
学習内容
GitHub Actionsのセットアップ
GitHub Actionsファイルを追加するには、まず.github/workflows
フォルダーを作成し、その中に以下のサンプルコードを含むplaywright.yml
ファイルを追加します。これにより、main/masterブランチへのプッシュとプルリクエストごとにテストが実行されます。
name: Playwright Tests
on:
push:
branches: [ main, master ]
pull_request:
branches: [ main, master ]
jobs:
test:
timeout-minutes: 60
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- uses: actions/checkout@v4
- uses: actions/setup-java@v3
with:
distribution: 'temurin'
java-version: '17'
- name: Build & Install
run: mvn -B install -D skipTests --no-transfer-progress
- name: Ensure browsers are installed
run: mvn exec:java -e -D exec.mainClass=com.microsoft.playwright.CLI -D exec.args="install --with-deps"
- name: Run tests
run: mvn test
これについて詳しく学ぶには、「GitHub Actionsの理解」を参照してください。
jobs.test.steps
のステップリストを見ると、ワークフローが以下のステップを実行していることがわかります。
- リポジトリをクローンする
- 言語の依存関係をインストールする
- プロジェクトの依存関係をインストールしてビルドする
- Playwrightブラウザをインストールする
- テストを実行する
リポジトリを作成してGitHubにプッシュする
GitHub Actionsワークフローの設定が完了したら、あとはGitHubにリポジトリを作成するか、既存のリポジトリにコードをプッシュするだけです。GitHubの指示に従い、git init
コマンドを使用してGitリポジトリを初期化するのを忘れないでください。これにより、コードを追加、コミット、プッシュできるようになります。

ワークフローを開く
Actionsタブをクリックしてワークフローを表示します。ここでテストがパスしたか失敗したかを確認できます。
テストログの表示
ワークフローの実行をクリックすると、GitHubが実行したすべてのアクションが表示され、Run Playwright testsをクリックすると、エラーメッセージ、期待された内容と受け取った内容、およびコールログが表示されます。
トレースの表示
trace.playwright.devは、トレースビューアーの静的にホストされたバージョンです。トレースファイルはドラッグ&ドロップでアップロードできます。