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ダイアログ

はじめに

Playwright は、alertconfirmprompt といったウェブページのダイアログ、および beforeunload の確認を操作できます。印刷ダイアログについては、印刷を参照してください。

alert()、confirm()、prompt() ダイアログ

デフォルトでは、ダイアログは Playwright によって自動的に閉じられるため、処理する必要はありません。ただし、ダイアログをトリガーするアクションの前にダイアログハンドラーを登録することで、dialog.accept() または dialog.dismiss() のいずれかでダイアログを処理できます。

page.on('dialog', dialog => dialog.accept());
await page.getByRole('button').click();

page.on('dialog') リスナーはダイアログを必ず処理する必要があります。そうしないと、locator.click() など、その後のアクションが停止します。これは、ウェブ上のダイアログがモーダルであり、処理されるまでそれ以上のページの実行をブロックするためです。

結果として、以下のスニペットは決して解決されません

警告

間違っています!

page.on('dialog', dialog => console.log(dialog.message()));
await page.getByRole('button').click(); // Will hang here

page.on('dialog') のリスナーがない場合、すべてのダイアログは自動的に閉じられます。

beforeunload ダイアログ

真値の runBeforeUnload を指定して page.close() が呼び出されると、ページはそのアンロードハンドラーを実行します。これは、ページが操作の最後に開いたままになる可能性があるため、page.close() が実際にページが閉じるのを待たない唯一のケースです。

beforeunload ダイアログを自分で処理するために、ダイアログハンドラーを登録できます。

page.on('dialog', async dialog => {
assert(dialog.type() === 'beforeunload');
await dialog.dismiss();
});
await page.close({ runBeforeUnload: true });

window.print を介した印刷ダイアログがトリガーされたことをアサートするには、以下のスニペットを使用できます。

await page.goto('<url>');

await page.evaluate('(() => {window.waitForPrintDialog = new Promise(f => window.print = f);})()');
await page.getByText('Print it!').click();

await page.waitForFunction('window.waitForPrintDialog');

これにより、ボタンがクリックされた後、印刷ダイアログが開かれるまで待機します。ボタンをクリックする前、またはページが読み込まれた後にスクリプトを評価するようにしてください。